小説の主人公は借金をしてその日暮らし

小説の主人公がまさに自分のようにモビットを使うその日暮らしだった

宮崎県在住 F.Uさん(39歳)
確か賞もとっていたと思いますが、ある小説を読んで「まるで私みたいだ」と感じたことがあります。その小説は淡々と今時の底辺に住んでいる人たちの姿を書いていて、どういうことを考えどういう風に過ごしているかを書いた、ノンフィクションのような小説でした。

結果的に社会に対して何かしらの投げかけがあるのかもしれないですが、私にはそこまでは読み取れなかったです。それ以上に気になったのが私がこの底辺に住むと書かれている主人公と、似たような暮らしをしているということです。

どういう暮らしかというと、その日暮らしで、毎日暮らしていてお金があるときにはお酒を飲んで夜の街に繰り出したりするのです。そしてお金がなくなったらまた働いて、その日暮らしを繰り返し、足りなくなればモビットなどのカードローンを使います。

そして借金も程々の抱えて「将来どうなるんだろうか」という不安を抱えながらも、今の暮らしで精一杯になり、しかもお金が入ったら我慢できなくなって使ってしまう、という堕落した人生を描いたのです。まさに今の私とピッタリ重なりあいます。

この小説は話題になったということで読んだのですが、私にとっては自分を変えるきっかけになりました。おそらくこの小説はこのまま死ぬまでダラダラと過ごして、どこかで生活が破綻するということを予言しているのだと思ったのです。

だから自分は抜けだそうと思って、毎日早寝早起きを心がけて、仕事に毎日行くようにしました。仕事が無い時にはハローワークに行って、月給で貰える仕事を紹介してもらって、面接に行くなど頑張って今を抜けだそうとしたのです。

またモビットを使うのも少し抑えました。少なくともモビット等のカードローンでその日暮らしをするのはやめようと思い、万が一の時などに使うことにしました。酒は徐々に減らしていき、夜の街にも出て行かないようにしました。

今半年この生活が続いていますが、次に月給の仕事が入ってきたらきっと抜け出せると信じています。小説の主人公のようにずっと生きるのはごめんです。